悠々企画　パソコン教室 | 日記 | リボンにおける2010と互換モードの違い

先日の授業でのことです。
来年のカレンダー作りをしてました。
と言ってもこの方はご自分で作っています。
しかもWordで　!
一度よけいな事と知りつつExcelで作ればカレンダー部分は
勝手に作られるから楽なのにと言ったことがありますが
オリジナルにこだわっているようです。
それはともかく
「昨年のカレンダーはこのツールが使えたのに、今年のは使えない」
よく見ると確かに挿入した写真をクリックして出てくるタブが違います。
初めての経験なのでハタと困り果てました。
よく見ていくとファイル形式が違います。
今年のファイルの拡張子は「docx」、去年のは「doc」です。
「docx」は2010、「doc」は2003です。
2003のファイルを2010で開くと「互換モード」で開かれます。
原因はこれでした。

挿入した写真をポイントして「図ツール」タブをクリック 


また互換モードでは古いタイプのワードアートを挿入できます。   同じことがテキストボックスでも違いが出てきます。
長くなるので詳しい説明は省略しますが、下の写真のように
リボンの状態の違いがあります。



  上は互換モード




こちらは2010のファイルです



この違いをうまく利用して使い分けてください。
特にワードアートは「以前の方が使いやすかった」
と言われる方が多いみたいです。